タブレット tablet 2004 2 19

 昔は、病院においては、
オーダリングシステムの導入に対して、医師の反対が多かったのです。
コンピューターへの入力作業に手間がかかり、
患者と話をする時間が減少するという理由でした。
しかし、医師のなかには、カルテに書き込むのに夢中で、
患者の顔を見ない医師もいるでしょう。
 今度は、電子カルテの導入において、医師の反対が多いでしょう。
カルテを、コンピューターに、書き込む作業をしていると、
キーボードを打つ時間が長くなり、
患者と話をする時間が減少するという理由を、また持ち出してくるでしょう。
 そこで、このような場合は、
ペン・タブレットを使って、電子カルテを導入する方法が考えられます。
このペン・タブレットは、デザイナーが、パソコンを使って、
グラフィックデザインを作成する時に、使用していました。
 最近では、普及版が発売されて、
家庭でも、電子的な「お絵かき」ができるようになりました。
絵が描けるのですから、もちろん、字も書けます。
高性能な「ペン・タブレット」では、筆圧も認識してくれます。
 ですから、ペン・タブレットを使って、電子カルテは、作成可能なのです。
これで、「手書きの電子カルテ」ができます。
あとは、この「手書きの電子カルテ」を、テキスト(文字)に直すだけです。
これは、専門業者が行うか、
医師が、診察が終わったら行うか、どちらかでしょう。




















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